#007「AIで夏休みの宿題?」どこまでなら使ってよいか
夏休みの宿題を AIに手伝ってもらってよいか。小学生の保護者722人に聞いた調査では、37.7%の子どもがすでに生成AIを使っていて、使い道の1位は学校の宿題でした。急速にAIが広まったいま、保護者にとっても、生徒さん自身にとっても、考えないわけにいかない線引きです。
意見は「使ってよいか」で割れているのではありません。割れているのは「どの宿題なら使ってよいか」という線の位置です。同じ調査で、自由研究のテーマ決めは67.0%が認めた一方、読書感想文は32.7%にとどまりました。専門家の見方も分かれています。この1つの事実から、2つのニュースを読み比べます。
ポイントQ&A
Q1. 宿題にAIを使うのは、校則やルールで禁止されているの?
一律の禁止はありません。文部科学省は令和6年12月26日に「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)」を公表しています。2023年7月に出した暫定版を全面的に改めたもので、2026年8月の時点でこれが最新です。
このガイドラインは、使ってよい・悪いを一律に決めるものではなく、学校で使うときの考え方と押さえどころを示すものです。実際にどこまで認めるかは、学校や先生の判断になります。自分の学校のルールがどうなっているかは、先生に確かめるのが確実です。
Q2. 「使ってよい」と答えた人が67.0%もいるのに、実際に使う家庭が9%なのはなぜ?
聞いていることが違うからです。67.0%は「自由研究のテーマ決めにAIを使うことを認めるか」という態度を聞いた数字で、9%は「この夏、自由研究にAIを使う予定か」という行動を聞いた数字です。しかも発表した会社も時期も違います。
この2つを引き算して「58ポイントの人が心変わりした」と読むことはできません。調査の数字を読むときは、まず何を聞いた数字かを確かめます。ただし、認めることと実際にやらせることのあいだに開きがあること自体は、2つの調査から見てとれます。
Q3. 2人の専門家は、どちらが正しいの?
どちらが正しいという話ではありません。2人は同じところで一致しています。どちらも「宿題をAIに丸投げするのはだめだ」と言い、使う子は使うという前提も共有しています。
違うのは、丸投げを防ぐ場所です。池谷裕二さんは、使い方を教えることで防ごうとします。答えではなく進め方を聞く、まず自分で書いてからAIの案と比べる、という形です。酒井邦嘉さんは、考える作業そのものにAIを入れないことで防ごうとします。作文と自由研究には一切入れない、という線です。
読み比べるとき見るべきなのは、どちらが正しいかではなく、自分は調べる作業と書く作業のどこに線を引くかです。学校のルールがある場合は、まずそれに従ってください。
出典 (参照したニュース)
- 朝日新聞夏休みの宿題、AIでやっていたら… 識者が考える「声かけ」とNG (2026年7月21日)
- 日本経済新聞夏休みの宿題「AIに丸投げ」させない Googleは正解教えずヒント (2026年7月17日)
- 教育新聞学校現場の生成AI活用 「使わないと損」若者の葛藤も (2026年8月7日)
- 読売新聞教育ネットワーク柳田邦男×酒井邦嘉、生成AI特別対談・完全版…教育での活用は「リスク高い」 (2023年7月27日)
- SHIFT AI【小学生の保護者722名調査】この夏、宿題にAIは「アリ」4割。ただし読書感想文・作文は「ナシ」 (2026年7月24日)
- DeltaX自由研究へのAI活用は少数派-それでも「AIは小学生から学ばせたい」が8割超【保護者調査】 (2026年8月6日)
- 明治安田生命 (CBC)子どもの「夏休みの宿題」に生成AIはアリ?ナシ? 賛成派の親が多数という結果に (2026年7月10日)
- 文部科学省初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン (Ver.2.0) (令和6年12月26日)
文字起こし (動画のナレーション全文)
タイトル夏休みの宿題を AIに手伝ってもらってよいか? 急速にAIが普及したいま、保護者にとって、そして生徒さん自身にとって、必ず考えさせられる線引きだと思います。生成AIとは、頼むと文章を作ってくれるAIのことです。
1つの事実小学生の保護者722人の調査では、37.7%の子どもが生成AIを使っていました。使い道の1位は、学校の宿題でした。この1つの事実から、2つのニュースを読み比べます。まず、数字が何を示したのかを見ます。これから出す数字は、AI関連の会社が7月に発表した、保護者への調査によるものです。夏休みの宿題にAIを使うことを「アリ」と答えた保護者は、42.1%でした。ところが、宿題の種類を分けて聞くと、答えが大きく変わります。自由研究のテーマ決めは67.0%、わからない問題の解説は64.1%が認めました。一方で、読書感想文は32.7%、作文・日記は31.3%まで下がります。同じ保護者が、宿題の種類によって答えを変えているのです。8月に発表された別の調査では、自由研究にAIを使う予定の家庭は9%にとどまりました。それでいて、AIの使い方を小学生から学ばせたい保護者は82%います。
使い方を教えるここから、見方が2つに分かれます。朝日新聞は7月21日、2人の専門家に話を聞いています。1つめは、使い方を教える、という見方。脳の研究者、池谷裕二さんです。池谷さんは、禁止はできないと話します。眼鏡を使うな、車に乗るなと言われたら、暴論だと驚くはずだ、というたとえです。娘には、AIに「何」ではなく「どうやって」と尋ねなさい、と伝えているそうです。答えそのものを聞くのではなく、まず自分でやってみて、進め方を聞く。読書感想文も、自分で書いてからAIの案と比べると、新しい気づきがあると言います。ただし池谷さんは、宿題をAIに丸投げするのは絶対にだめだ、とも話しています。作る側にも動きがあります。答えを教えず、ヒントだけを返す仕組みです。
考える作業には入れない2つめは、同じ記事に出てくる、もう1人の見方です。言語脳科学者の酒井邦嘉さんは、こう話しています。子どもの作文と自由研究に、AIを一切介入させてはならない。酒井さんは3年前から、生成AIの安易な活用に強い危機感を持つと述べています。学校の現場からは、別の心配も出ています。OECDの調査では、AIに作文を書かせた生徒の8割以上が中身を覚えていませんでした。
2つの視点・まとめ2人の話には、重なっているところがあります。どちらも、丸投げはだめだと言っています。違うのは、線を引く場所です。使い方を教えるか、考える作業には入れないか。あなたの家では、どこに線を引きますか。今日は「宿題とAI」に関する、1つの事実、2つのニュースでした。
まず、数字が何を示したのかを見ます。
ここで使う数字は、AI関連の会社である SHIFT AI が2026年7月24日に発表した調査によるものです。全国の小学1年生から6年生の子どもを持つ保護者722人に、7月8日から11日にかけて聞いています。対象は小学生の保護者で、中学生の保護者ではありません。
調査では、小学生の37.7%が生成AIを使っていました。保護者が把握している子どもが23.0%、把握していないが使っている子どもが14.7%です。使っている子の用途は、1位が「学校の宿題」で56.0%、2位が「調べもの」で50.6%、3位が「自由研究のアイデア出し」で47.6%でした。
そのうえで、夏休みの宿題にAIを使うことを「アリ」と答えた保護者は42.1%でした。過半数には届いていません。
ところが、宿題の種類を分けて聞くと、答えが大きく変わります。いちばん認められたのは「自由研究のテーマ決め・アイデア出し」で67.0%、次が「わからない問題の解説」で64.1%。一方で「読書感想文」は32.7%、「作文・日記」は31.3%まで下がりました。

同じ保護者が、宿題の種類によって答えを変えているのです。調べる作業は任せてよい。自分で考えて書く作業は任せたくない。この線が数字にはっきり出ています。
理由の側も割れています。「学ぶ機会になる・推奨」が54.7%、「答えを写すだけならズル」と「基本的にズル」を合わせると44.8%で、ほぼ二分されています。この夏に使わせる予定がある家庭は41.0%、使わせる予定はない家庭は40.9%で、こちらもほぼ同数でした。
ここから、見方が2つに分かれます。
朝日新聞は2026年7月21日、この問題について2人の専門家に話を聞いています。1人目は、脳研究者で薬学博士の池谷裕二さんです。
池谷さんの出発点は、禁止はできない、という認識です。以前は生成AIの使い方を教えるのは高校生になってからでよいと考えていたものの、長女が小学6年生のときに「友だちはみんな卒業文集を ChatGPT に書いてもらっている」と言ったのを聞いて驚いた、と話しています。眼鏡を使うな、コートを着るな、車に乗るなと言われたら暴論だと驚くはずだ。生成AIも同じで、もう存在するのが当然であり、なかったことにはできない。そう述べています。
それなら、きちんとした使い方を教えるほかない。池谷さんが娘に伝えているのは、AIに「何」を聞かず、「どうやって」と尋ねる、という一点です。この問題の答えは何かと聞くのではなく、どうやって解き始めればよいか、ここまで解けたけれど次はどうしたらよいかと聞く。まず自力でやってみて、壁に当たったところで進め方を尋ねる形です。

読書感想文についても、まず自分で書き、そのうえでAIにも何パターンか書かせて比べてみるとよい、と話しています。そうすると、こういう読み方があったのか、ここはもっと深掘りできたのか、という気づきが得られるからです。
ただし池谷さんは、宿題をAIに丸投げするのは絶対にだめだ、とも述べています。人はつい楽なほうへ流れるけれど、認知機能は筋肉と同じで、どれだけ苦労して鍛えたかが大事だからです。この号を「賛成派と反対派の対立」と読まないでください。池谷さんも丸投げは否定しています。
作る側にも動きがあります。日本経済新聞が2026年7月17日に伝えたところでは、子どもが質問したときに答えそのものを返さず、ヒントや問い返しで本人に考えさせる仕組みを、大手のIT企業が教育向けに整え始めています。丸投げにならない使わせ方を、設計の側で作ろうとする動きです。
2つめは、同じ記事に出てくるもう1人の見方です。言語脳科学者で東京大学教授の酒井邦嘉さんは、子どもの作文や自由研究に「AIを一切介入させてはならない」と話しています。
酒井さんの立場は最近になって出てきたものではありません。3年前の2023年7月27日、読売新聞教育ネットワークに載った作家の柳田邦男さんとの対談でも、生成AIの安易な活用について非常に強い危機感を持っている、と述べています。生成AIを「賢く活用しよう」という議論があるけれど、いまのチャットボットにできるのは言葉を並べて文章を作ったり、疑似的な対話をしたりすることだけである。生徒が文章を書いても、本当に自分で書いたのか、少しAIを使ったのか、全部AIが書いたのかは分からない。そう指摘していました。
学校の現場からも、別の心配が出ています。2026年8月7日に都内で開かれた「教育AIサミット」を教育新聞が伝えたところでは、高校1年の生徒が作文の添削や英検のライティング対策、数学の解き方のアドバイスにAIを使っている実例が紹介されました。自分ではうまく言葉にできなかったことを分かりやすく伝えられる点に魅力を感じている、という話です。
その同じ場で、OECD教育・スキル局のシニア政策アナリストが調査を紹介しています。生成AIを使って作文を書かせたあと、自分の作文から何か引用するよう求めたところ、8割以上の生徒が内容を覚えておらず引用できなかったという結果でした。使えば早い。ただし、自分の中に残らない。この2つが同時に起きるという心配です。

もう1件の調査も、この感覚に近い数字を出しています。DeltaX が2026年8月6日に発表した保護者調査では、自由研究にAIを使う予定の家庭は9%にとどまり、まったく使わない家庭が63%でした。先ほどの調査で自由研究のテーマ決めを67.0%が認めると答えたことと比べると、態度として認めることと、実際に使わせることは別だと分かります。調査主体も設問も違うので単純な比較はできませんが、開きの大きさは無視できません。
なお同じ調査では、小学生からAIの使い方を学ばせたいと答えた保護者が82%いました。使わせないことと、学ばせないことは、保護者の中でも別のことのようです。

2人の話には、重なっているところがあります。どちらも、丸投げはだめだと言っています。禁止できるかどうかの見立ても近く、使う子は使うという前提を共有しています。
違うのは、線を引く場所でした。

| 比べる点 | 使い方を教える | 考える作業には入れない |
|---|---|---|
| 代表する声 | 池谷裕二さん (脳研究者) | 酒井邦嘉さん (言語脳科学者) |
| 前提 | 禁止はできない | 考える作業を代わりにやらせた時点で学びが消える |
| 具体の線引き | 「何」ではなく「どうやって」と聞く。自分で書いてから比べる | 作文と自由研究には一切入れない |
| 支える動き | 答えでなくヒントを返す仕組み (日本経済新聞) | AIで書かせた作文の中身を8割以上が覚えていなかった調査 (教育新聞) |
| 支える数字 | 学ぶ機会になる・推奨 54.7% / 自由研究のテーマ決め 67.0% | ズル 44.8% / 読書感想文 32.7% / 実際に使う予定 9% |
| 読み終えて浮かぶ問い | どう使わせれば力になるか | どこから先は手を出させないか |
学校の側にも基準はあります。文部科学省は令和6年12月26日に「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)」を公表しました。2023年7月に出した暫定版の全面改訂版で、2026年8月時点でこれが最新です。禁止でも推奨でもなく、学校で使うときの考え方と押さえどころを示すものです。
学びそのものについても、研究の側から分かっていることがあります。アメリカの全米科学・工学・医学アカデミーが2018年に出した報告書『How People Learn II』は、学ぶ意欲を左右するものとして、自分の信念と価値観、内から出てくる意欲、学習の目標、まわりの人や文化の4つを挙げています。
そのうえで、人は手ごたえのある課題 (簡単すぎず、難しすぎない) に向き合っているときと、学んでいることに価値や役立つ見通しを感じているときに、学習を続けやすいと整理しています。また、自分で選んで取り組んでいるという感覚が強いほど、内から出てくる意欲が働くとしています。
別の章では、知識について整理しています。ある分野の知識の枠組みを持っている人は、新しい情報をすぐに位置づけて、自分の知っていることとの関係を判断できます。枠組みを持たない人は、取り込むのも、あとから思い出すのも難しくなります。
この報告書は2018年のもので、生成AIについては書かれていません。ChatGPT が公開されたのは2022年11月です。ここから言えるのは、AIをどう使うべきかではなく、学ぶ意欲と知識の土台がどう作られるか、という前提の部分だけです。
生成AIそのものを正面から扱った国際的な手引きとしては、UNESCO が2023年9月に出した『Guidance for generative AI in education and research』があります。各国に対して、すぐに取り組むこと、長期の方針をつくること、人材を育てることを求め、この技術を人間中心の形で使うという考え方を掲げています。ただしこれは国際機関の勧告であって、日本の学校の規則ではありません。
数字も、専門家の話も、同じところで割れていました。争点は、AIを使ってよいかではありません。どの宿題なら使ってよいか、です。
調べる作業は任せてよいと考える人が多く、自分で考えて書く作業は任せたくないと考える人が多い。その境目のどこに線を引くかで、答えが変わります。
使い方を教えるか。考える作業には入れないか。あなたの家では、どこに線を引きますか。
今日は「宿題とAI」に関する、1つの事実、2つのニュースでした。
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Some students use AI to do their homework.
AIを使って宿題をする生徒もいます。
homework は数えられない名詞です。a homework や homeworks とは言いません。「宿題が多い」は a lot of homework、「宿題を1つ」と言いたいときは a piece of homework と言います。日本語の感覚とずれやすいところです。
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Many parents think that AI is useful.
AIは役に立つと考える保護者が多くいます。
think のうしろに that を置くと、「〜ということを思う」という形になります。that のあとは〈主語 + 動詞〉が続きます。この that は省略できるので、Many parents think AI is useful. と書いても同じ意味です。
I think ( ) this news is important.
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Parents are divided about whether children should use AI for homework.
子どもが宿題にAIを使ってよいかについて、保護者の意見は分かれています。
divide は「分ける」で、be divided は「分けられている」から「意見が分かれている」の意味になります。うしろに about や on を置いて、何について分かれているかを示します。今回のニュースそのものを表す言い方です。
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Experts do not agree on where to draw the line.
どこに線を引くかについて、専門家の意見は一致していません。
where to 〜 で「どこに〜すべきか」という意味のかたまりを作れます。what to do (何をすべきか)、how to use (どう使うべきか) も同じ形です。〈主語 + 動詞〉を使わずに短く言えるのが便利なところです。
I don’t know ( ) to start.
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The survey shows that acceptance depends on the type of homework.
その調査は、受け入れられるかどうかが宿題の種類によって変わることを示しています。
depend on は「〜に頼る」の意味でも使いますが、ニュースでは「〜によって決まる・〜次第である」の意味でよく出ます。It depends. だけで「場合によります」という返事になります。acceptance は accept (受け入れる) の名詞形です。
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Although many parents want AI education, only nine percent plan to use it.
多くの保護者はAI教育を望んでいますが、実際に使う予定なのは9%だけです。
although は「〜だけれども」と、前後で逆の内容をつなぐ接続詞です。but との違いは、文の前半に置けることです。Although 〜, 〜. の形にすると、先に譲る内容を出してから言いたいことを後ろに置けます。although と but を同じ文で重ねては使いません。
( ) it was raining, they went out.
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今日の国語 - 割合の数字を読み比べる← クリックで表示されます
- 割合の数字は1つずつ見るより、並べて差を見ると、書き手が伝えたいことが見えてきます。
- 同じ話題でも、聞いていることが違えば数字は違います。「使ってよいと思うか」(態度) と「実際に使う予定か」(行動) は別の質問です。
- 意見の対立を書くときは、一致しているところを先に書くと、違いが正確に伝わります。
今回の記事には、似ているようで役割の違う数字が並んでいます。
①種類による差。自由研究のテーマ決めが67.0%、読書感想文が32.7%。同じ調査の中で約34ポイントの差があります。ここから「調べる作業と、自分で考えて書く作業では、任せてよいと考える人の数が違う」と読み取れます。数字を1つだけ取り出すと、この差は見えません。
②態度と行動の差。別の調査では、自由研究にAIを使う予定の家庭は9%でした。認めると答えた67.0%と大きく開いていますが、これは矛盾ではありません。質問がそもそも違うからです。調査を読むときは、まず「何を聞いた数字か」を確かめます。
③一致点と相違点。記事は、2人の専門家がどちらも「丸投げはだめ」と言っていることを先に書き、そのあとで線を引く場所の違いを書いています。違いだけを並べると、対立が実際より大きく見えます。一致点を先に置くのは、正確に伝えるための順序です。
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| 語 | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 介入 | かいにゅう | 当事者でないものが間に入って関わること |
| 指摘 | してき | 大事な点や問題点を取り上げて示すこと |
| 危機感 | ききかん | 危ないことが起きそうだと感じる気持ち |
| 把握 | はあく | 内容や状況をしっかりつかんで理解すること |
| 添削 | てんさく | 文章や答案に手を入れて直すこと |